各種築炉工事

鉄を溶かして鋼を作る高炉や、ガラスを溶かす窯など、様々な種類の炉がありますが、これらを建設・整備する作業を築炉と言います。築炉工事は、窯業炉、焼却炉、製鉄炉など、高温で稼働する設備の耐火物施工を行う工事です。耐火レンガやキャスタブルと呼ばれる耐熱性の高い材料を用いて、炉の構造を構築します。


築炉工事には、使用する材料や施工方法によって様々な種類があります。炉内温度の均一化と熱効率の向上を目的として、耐火物による内張り施工が行われます。この施工には、築炉技術が応用されています。窯業、焼却、製鉄、非鉄金属、化学、発電、熱処理といった幅広い産業分野における炉の設計・施工、およびメンテナンスに対応しております。

築炉工事の種類

【レンガ積み工法】:最も一般的な築炉工法です。耐火レンガを1枚ずつ積み上げて炉を構築します。

【キャスタブル工法】:耐火物を粉末状にしたキャスタブルを型枠に流し込み、固めて炉を構築する工法です。

【吹付け工法】:キャスタブルを圧縮空気で吹付けて炉の内壁を形成する工法です。

【モルタル工法】:耐火モルタルを塗って炉の内壁を形成する工法です。

築炉施工前

築炉施工後

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